生まれ清まり舞い踊る
うれしたのしの地球のお祭り
2022年1月30日(日)
お陰様で今年も無事に開催できましたことに
感謝いたします。ご支援、ありがとうございました。
このお祭りは、愛知県・奥三河地方の山村にて700年間受け継がれてきたと云われる国の重要無形民俗文化財「花祭り(はなまつり)」を富士の地で継承し、世界の平和を願い新たな時代の幕開けを祝う祭りとして新たに生まれ変わったものです。
祭りでは、日本全国及び世界各地から届けられたご清水が祭場の中央にある湯釜の中でひとつに融合し、その周りを舞手や観客が渾然一体となって舞い踊ります。水がひとつに溶け合っていくように、その周りを日がな一日舞い踊ることで、人々の心もまたひとつに溶け合っていくのです。
さらに、祭りには様々な鬼が登場します。一年でもっとも寒く、闇深いこの時期にやってくる鬼たちは、人々の心の中にある闇を浮かび上がらせ、美しくなることの大切さを伝え、人々と共に舞い踊ります。
そして祭りのクライマックスである「湯ばやし」の舞にて、湯釜の中でひとつに溶け合った調和の響きあふれる水が一斉に場内に振りまかれます。人々はその水を浴び、穢れを洗い清め、新たな生命力を授かって、立春を迎えるのです。
皆さんもぜひ一緒に歌い舞い踊り、調和の響きを地球いっぱいに広げましょう!
舞庭の天井にかかる「ゆぶた」
皆さまの地域のご清水をぜひお送りください
富士浅間木の花祭りでは、祭場の中央にある釜戸の中で世界各地から届けられたご清水がひとつに融合します。その周りを人々が丸一日舞い踊ることで人々の心もまたひとつに溶け合い、祭りのクライマックスである「湯ばやし」の舞では、舞い手も観客も渾然一体となりながら、釜戸の火で焚かれた湯を一斉に浴びて新たな自分へと生まれ変わります。
水は物質の中でも、取り分け、あらゆるのものの性質を写しやすいといいます。各国の水は各土地の情報と性質を写し持っています。それを融合させ聖なる祭典でひとつにし、また元へ還すことで、調和の心がまた世界を廻って転写されていきます。
そして祭り終了後、ひとつに融合した水の一部は川へと注がれ、再び地球を巡っていくのです。
2022年富士浅間木の花祭りでは、この祭りの趣旨に共鳴される日本全国及び世界各地の方々より、104か所のご清水が届けられました。2023年木の花祭りに向けても、すでに多くの方々からご清水が届けられています。
皆さまの地域からも、ぜひご清水をお送りください。混迷する今の時代だからこそ、どうぞ一緒に、調和の響きを世界中に向けて発信していきましょう!
送り先
〒419-0302 静岡県富士宮市猫沢238-1
おひさまハウスひまわり
木の花ファミリー 古橋 道代 宛
電話:0544-66-0250
*1月26日(木)までに届くようお願い致します
■ 神社仏閣やパワースポット、滝、湧水など、皆さまが「これは!」と感じられる場所のご清水をお送りください。
■ 量は50mlほどあれば十分です。ペットボトルなど、しっかりとフタの閉まる容器に入れて、どこのお水かをご明記ください。当日会場に貼り出される地図に掲載させていただきます。
■ ご清水をお送り頂いた方には、折り返し祭りで融合されたお水の一部と記念品、そして祭りレポートを発送させていただきます。
■ 融合され祭りで用いられた水を皆さんの手元にお届けいたします。皆さんもそれぞれの土地にてこの聖なる響きを持つ水を世界へお還しください。そうすることで、物理的に離れていても祭り
祭りの様子を動画にてご紹介しています
なぜこの祭りをするのかを、メンバーたちの日常の姿と共にご紹介します。木の花祭りには様々な鬼が登場しますが、「鬼は怖く見えるけれど本当はやさしい」と鬼の本質を語る幼い子どもたちにもご注目ください!
https://www.youtube.com/watch?v=70dmFhYPjWI
*画面右下の「全画面」マークをクリックすると、拡大してご覧頂けます (^_^)
式次第(プログラム)
午前7時頃より
神剣の舞
今年新たに加わった舞です。
祭りの要である太鼓の釻(かん)には、神事に用いる刀が差してあります。今年、およそ350年の歴史を持つ真剣(銘 加賀守貞秀)が富士浅間木の花祭りに寄せられ、全ての演目の始まりに「神剣の舞」という無音の舞が舞われました。
楽の舞
神事を司る花太夫(はなだゆう)が、祭事の要となる太鼓の撥(ばち)を手にして舞い、撥に神々様にお入りいただきます。
一の舞
一人の舞手による最初の舞で、この後、二、三、四、八と舞手が増えていきます。
地固め ー 幣・扇・剣
祭事は、地を踏みしめて地中深くに眠る生命力を呼び覚ます「地固め」の舞から始まります。地固めは、女性二人による「幣(へい)」、男性二人による「剣」、男女二人の陰陽で舞う「扇」の三つがあります。
山見鬼
花祭には様々な鬼が登場します!鬼は昔から恐ろしいものとされていますが、実は人々の中にある悪い心を正してくれる有り難い存在なのです。まずは山見鬼が登場し、山を割って浄土を開きます。
花の舞 ー ちゃつ・扇・矢剣(やち)
別名「稚児の舞」とも言われる、小さな子どもたちによる舞です。「ちゃつ」「扇」「矢剣(やち)」の三つの採り物があります。一生けんめい踊る子どもたちの愛らしい姿にどうぞご注目ください!
榊鬼 午後12時半頃
大地に新たな生命力を吹き込み、活力をもたらす、鬼の総大将です。荘厳な笛の音と共に現れ、やがて激しく舞い踊ります。途中、人間である翁と問答を行います。
三ツ舞 ー 扇・剣
それぞれ少女、少年、成人男性が三人で舞います。「扇」「矢剣(やち)」「剣」の三つの採り物があります。
三ツ舞 ー 矢剣
四ツ舞 ー 扇
最も難易度が高く時間も長い、祭りのハイライトともいうべき迫力ある舞です。
2019年まで男性4人が力強く待っていましたが、2020年からは十代の女性が華やかに舞っています。
女郎ばやし 午後4時半頃
おかめやひょっとこがやって来て、観客の顔に味噌やご飯粒をすりつけてまわります。縁起物ですので、ぜひ積極的にぬられましょう。これより午後8時頃の「湯ばやし」にかけて、祭りの盛り上がりは最高潮に達します!
天地の舞
にぎやかな舞によって天岩戸が開き、封印されていた女神が姿を現します。
金神の舞
はるか昔に封印された地球創造の神・国之常立大神(くにのとこたちのおおかみ)が、光り輝く艮の金神(うしとらのこんじん)として登場し、地球の新たな時代の幕開けを告げ、人々と共に盛大に舞い踊ります。
*富士浅間木の花祭りに艮の金神が登場するまでの物語を、下記にてご覧いただけます。
→『木の花記〜金神様の巻〜』
木の花八重の舞
今年初めて登場する男性4人、女性4人の8人で踊る舞です。
舞の中で五芒星が描かれるなど、銀河の動きが舞によって表されます。
木の花とは、すなわち個の花であり、一人一人が個性的に花開き
つながっていく新たな時代の幕開けを表すパワフルな舞をお楽しみに!
茂吉鬼
槌を担いだ茂吉鬼が登場し、舞庭の天井から吊るされた湯蓋の中の、“お宝”が詰まった「蜂の巣」を払い落とします。散らばったお宝を拾い集める、子どもたちにとっても楽しみな演目です。
湯ばやし
男性4人が湯だわしを持って釜の周りを長時間踊り続け、祭りの盛り上がりが最高潮に達したところで釜の中の湯を一斉に振りまきます。世界中の水が融合した清めの湯を浴びて、皆で生まれ変わりましょう!
獅子の舞
湯ばやしにて清められた舞庭を獅子が舞い、祭事を締めくくります。
【 神 事 】 午後9時頃
ひいなおろし
舞庭の天井に吊るされた「びゃっけ」を降ろします。これより、祭場に招き入れた神仏を送りかえす儀式が始まります。
外道がり
花太夫が、祭場の注連縄を切ります。
神返し
勧請した神仏を送り返します。
みんなで歌い、舞い踊ろう!
この祭りの醍醐味は、何と言っても見るだけではなく参加すること。参加者の皆さん一人ひとりが、祭りの主役なのです。
歌う
舞は全て太鼓と笛の音によって進行し、面をつけない舞には歌ぐらが歌われます。歌ぐらは五・七・五・七・七調で上の句と下の句に分かれており、観客も一緒に歌うことで祭場全体に立体的な楽曲が響き渡ります。歌詞をお配りしますので、ぜひ一緒に歌ってみてください!また「テホトヘトホヘ」など独特の掛け声も祭りを大きく盛り上げます。
踊る
花祭は、人と神仏の盛大な交遊による“生まれ清まり”の祭りです。神仏の依代となった舞手たちと一緒に舞い踊ることで、人々は穢れを祓い清められ、新しい自分へと生まれ変わります。祭場を囲む観客は「セイト衆」と呼ばれ、舞手と共に祭りの主役となる存在であり、皆で同じ所作を繰り返し繰り返し舞うことで場全体に大きなうねりが生まれます。初めての方でも大丈夫!復活した地球神と共に、調和の響きを響かせてうれしたのしと舞い踊り、地球の生まれ変わりを盛大に祝いましょう!
食べる
木の花の祭りの定番!五平もちや、ここでしか味わえない鬼の清めまんじゅうを始め、炊き込みご飯、けんちん汁、おぜんざいなど、シンプルでおいしい食事を屋外の売店(午前10時から午後4時まで)にてご用意しています。
次回の「富士浅間木の花祭り」
【日時】2023年1月28日(土) 午前7時〜午後9時頃まで
【会場】木の花ファミリー 富士宮市猫沢238-1「おひさまハウスひまわり」
【主催】NPO法人ぐりーんぐらす
【お問合せ】
NPO法人ぐりーんぐらす 電話:0544-67-0485 メール:green@npo-greengrass.org
木の花ファミリー 電話:0544-66-0250 メール:booking@konohana-family.org
花見舞(寄付金)のお願い
富士浅間木の花祭りは、調和の響きを世界に発信していく祭りとして、これからも発展させて参ります。
お寄せいただいた花見舞(お一人様千円からの寄付金)は、祭りの開催経費や祭具の維持などの他、将来的には土間を備えた専用の祭場「花宿(はなやど)」を建てるための資金として大切に使わせていただきます。
皆さまからのご支援は年間を通してお受けいたしております。
***-***-***-***-***-*** 花見舞金の振込先 ***-***-***- ***-***-***
【郵便振替】口座番号:00870-4-97135
加入者名:特定非営利活動法人ぐりーんぐらす
【銀行振込】ジャパンネットバンク銀行 本店営業部
口座番号:普通 6641952
口座名義:特定非営利活動法人ぐりーんぐらす
皆さまのご来場をお待ちしております!