『ニート・引きこもりも鬱も希望の光』
〜初めの一歩が未来を創る~
今、うつ病やニート、引きこもりが社会問題になっていることはどのような意味があるのでしょうか?うつ病やニート、引きこもりは社会のお荷物、問題事と捉えられています。でも、私たちはそのような捉え方ではなく、今生きづらさを抱えている人達こそ、次の時代を創っていく役割を担っているのだと考えています。
この世界はとても大きく、宇宙から見たら自分の存在なんて小さくて小さくて見る事もできません。今の悩みもそんな大きな視点から見たらちっぽけなことです。でも、一人だけで考えていく先に出口はありません。結果的に行き詰まっていきます。
この世界にはカラクリがあります。そんなカラクリを知り、実践し始めた時に人は生かされていきます。そして、自然と「自分らしい生き方」の道を歩んでいきます。
このイベントでは、様々な行き詰まりを乗り越えてきた企画者達の経験を交えながら、「こんな考え方があるんだ!?こんな生き方もあるんだ!?というような、今まで知らなかったような視点や生き方」を皆さんに提示していきます。
- 出口の見えない迷路をさまよっている
- 人付き合いがうまくいかず、いつも孤独だと思い込んでいる
- 特に問題がないのに、漠然とした不安がある
- 既存の枠組みやシステムに翻弄されずに自立して生きていきたい
- 新しい生き方を模索しているが、どれもピンとこない
NPO法人ぐりーんぐらすは、そんな現代に生きづらさを抱えている方々を対象としたイベント「ニート・引きこもりも鬱も希望の光 〜初めの一歩が未来を創る〜」を、この度開催いたします。
これから来る新しい時代に向けて、それぞれが生き生き出来る生き方を一緒に探っていきましょう。
皆様のご参加を、心よりお待ちしています。
☆イベント概要☆
【開催日時】
集合:2015年 6月10日(水)
11:05 JR身延線「西富士宮」駅 又は 10:51 富士急行「大石寺」バス停(送迎あり)
お車の方は11:30までに木の花ファミリーおひさまハウスひまわりへ直接お越し下さい。(地図はこちら)
解散:2015年6月12日(金) イベントは12:00に終了し、昼食後に解散(駅までの送迎あり)
【開催場所】
—木の花ファミリー
(110品目250種類を超える野菜や穀物、10種類のお米をはじめ、自然卵や蜂蜜、味噌やしょうゆ、各種の加工品にいたるまで、食卓にのぼるバラエティ豊かな食材のほとんどを自給し、お客様に提供している。メンバー全員が血縁を超えた家族として調和して生活する生活、農薬や化学肥料を一切使わない農業、高いレベルで達成された自給自足、農園の枠を超えたさまざまな社会貢献、そして特定の宗教・宗派にとらわれず精神性を重視した日常生活など、完成度の高いコミュニティとして国内外で注目を集めている。ホームページのリンクはこちら)
【内容】(当日の様子にあわせた変更あり)
・参加者同士の座談会
・農作業・田んぼ作業体験
・社会問題や、行き詰まりのメカニズムを紐解くプレゼンテーション
・社会の中で自らの生かしどころを探すワークショップ(富士山が一望出来る広場での外ワークも検討中)
【定員】
—10名
*先着順です。お申し込みはお早めにどうぞ。
【対象】
・今の行き詰まりから一歩踏み出そうとしている人
・人間関係がうまく構築できなくて悩んでいる人
・日々漠然とした不安を感じて生きている人
・何かに翻弄されるのではなく自立して生きていきたい人
・自然の中でリラックスした時間を過ごしたい人
・無農薬の美味しい食事やおやつを食べたい人
・自給自足の生活に興味がある人
【参加費】
16,200円
*参加費には2泊3日の宿泊やお食事、保険代、消費税を含みます。
【スケジュール】(当日の様子にあわせた変更あり)
・1日目
—12:00-14:00:お食事
—14:00-17:00:企画者と参加者の自己紹介
—17:00-以降:フリータイム
・2日目
—8:30-12:00:農作業・田んぼ作業
—12:00-14:00:お食事
—14:00-17:00:座談会・ワークショップ等
—17:00-以降:フリータイム
・3日目
—8:30-12:00:この3日間の感想等を皆で共有
【備考】
(宿泊施設について)
・お部屋は同性の方との相部屋になります。
・施設は、禁酒・禁煙です。ご了承ください。喫煙は屋外でお願いしています。
(浴場について)
・男女別の大風呂での共同入浴となります。
・石鹸、クエン酸リンス、バスタオルなどは備え付けのものをお使い頂けます。
・洗面用具等、使い捨ての用品はご用意しておりませんので、必要な用具等はご持参ください。
(お食事について)
・お食事は採れたての旬の素材を中心に、一部の調味料を除くほぼすべての食材が無農薬で自家栽培したものです。ビュッフェ形式でのご提供となります。お肉やお魚は一切使用していません。
▶︎お食事についての説明ページへのリンク
【本イベント企画者の声】
<あわちゃん>
35歳。昨年12年勤めた大手通信会社を退職し、現在は主にインターネットを通した情報発信を行っている。
(あわちゃんのコトバ)
僕は20代の頃から、「これからどうやって生きていけばいいのか」ということを真剣に考え始め、「次の時代の生き方や働き方」にとても興味を持っていました。今では仕事を辞め、自分自身の生き方や働き方、社会の在り方を模索しながらも、とても充実した日々を送っています。
<しゅうくん>
29歳。今年3月に数年勤めた保育士の仕事を退職し、現在は新たな生き方を模索中。しゅうくんのブログはこちら。
(しゅうくんのコトバ)
20歳で仕事についた頃から、異常な程に汚れや化学物質が気になる極度の潔癖症になり、仕事が出来なくなりました。休職や退職すると多少は症状がよくなるものの、体調がよくなった頃に「やるぞ」と意気込んで復帰したり再就職したりすると、また汚れなどが気になって辞めるということを7年間繰り返してきました。一時期はメンタルクリニックやカウンセリングに通うものの、自分の中で薬やカウンセリングでは治らないことが薄々わかり始め、病気ではないことに気付き始めていました。病気ではないけど、一般社会で仕事はしていけない。この先一体どうしていけばいいのだろうという状態の時に木の花ファミリーに出会いました。そこで自らの性質を知り、日々の生活の中で自分の心を磨いて変化していくことの大切さを知りました。その後、社会復帰するものの、今の社会の価値観よりも大切な生き方があることを感じるようになりました。現在は2年半続けられた保育の仕事を辞めて、大きな世界の存在を感じつつ自分の本当の役割を果たしていけるように新たな生き方を模索しています。
<きたじゅん>
29歳。現在、エネルギー関連の仕事を休職中。目の痛みによりパソコン等の業務につけない中、自らの心と向き合い療養をしている。
(きたじゅんのコトバ)
僕はうつ状態と眼精疲労で2度休職しました(現在、今年2月から休職中)。特に1度目の休職の時は、外出することも辛い程目の症状(まぶしさ、痛み)がひどくずっと家に閉じこもっていました。「自分の人生はこの先どうなってしまうんだろうか?」と将来を悲観し、出口のない暗いトンネルをさまよっている心境でした。いろんな治療を試して1度職場復帰できましたが、2度目の休職という現実を突きつけられたとき、今までの価値観が全部崩れ、自分の心と向き合わざるを得なくなりました。そんなとき木の花と出会い、日々過ごしながらこれまでの生き方を振り返ってみると、「自分の心のクセが病気を作り出した」と理解できるようになりました。多くの人の力を借りてできたことなので、今度は自分の経験を人のために生かしていきたいと思います。
<まこっちゃん>
40歳。木の花ファミリーのメンバー。1児の父であり田んぼ隊のリーダーとして日々生き生きと生活している。
(まこっちゃんのコトバ)
元々流されやすい性格。流れ流れて行きついた先は、なんでもネガティブにとらえる人生。
何かに夢中になっているときだけは充実した気持ちになるが、一旦ネガティブスイッチが入るともうダメ。充実した時間は長くは続かない。最後には「地球は、いつか人類が生存できない状態になってしまうのに人は何のために生きるのか?」とショボイ自分は無視して壮大な疑問を抱く。そのおかげで見事にうつ病、神経症などを発症しながら仕事をしたり引きこもりしたりの繰り返し。30歳を超えて再度引きこもりになったときには、もう人生終わったなと思いました(笑)
しかし「何を大事に生きていいか分からない」とダダをこね、ある意味正直に生きていたおかげで今の生活に出会い、暗い過去にも感謝しながら大勢の家族に囲まれ日々を過ごしております。
<りょうちん>
32歳。木の花ファミリーのメンバー。2級建築士の資格を取得し、建築チームとしてクリエイティブな発想で日々作業を行っている。りょうちんのブログはこちら
(りょうちんのコトバ)
大学受験で二年浪人、在学中に一年留年、学校を卒業しても就職浪人。そんな感じでニートになりました。どこを目指して生きていけばいいんだろう、何かが違う、考えれば考えるほど、目の前のことに手がつかなくなっていきました。
今、時代が変わろうとしています。
立ち止まる人、病気になる人、模索する人、みんな時代から受けたメッセージを、それぞれその人らしく表現しています。
そのメッセージを、良いも悪いもなくみんなで出しあったら、新しい世界が見えてくるように思いませんか?
あなたに会えるのを楽しみにしています。
<よしてるくん>
37歳。昔は社会に馴染めず、100人以上の自助グループ等の参加者との交流をした経験を持つ。現在は木の花ファミリーのメンバーとして、日々畑作業に邁進している。
(よしてるくんのコトバ)
僕は昔から、この世界の仕組みや社会に起きている事の背景や人の心の奥底等に興味を持っていました。そして、考える事が先行しなかなか行動に結びつかなかったり社会の中にうまく馴染めずにいて、うつ状態になったこともありました。病院での治療や数々のセラピスト、ケアサポートグループ等も頼ることがありましたが、思ったような成果は上がりませんでした。人を信じられなくて、人と繋がることができなくて、一人、世界と切り離されて暗闇の中を生きていました。しかし、ある時に自分自身と真剣に向き合い始めた時から僕の人生は大きく変化をしていきました。そして、今では自らの心と向き合いながらも、沢山の家族に囲まれ畑での作業を日々楽しんでいます。
<はすみちゃん>
39歳女性。12年間1日の大半をベットの上で過ごし、
【お申し込み】
お申し込みはこちら
【facebookページ】
「引きこもり・ニートも鬱も希望の光」のfacebookページはこちら
【このイベントに対する想いを歌にしてみました】
【出張木の花塾での座談会の様子】
先日行われた出張木の花塾で、本イベントの企画者が座談会で実体験を話しました。
以下、あわちゃんとまこっちゃんの話。(前半がまこっちゃん、後半があわちゃん)
以下、よしてる君の話。
【お問い合わせ】
特定非営利活動法人ぐりーんぐらす
〒419-0302 静岡県富士宮市猫沢238-1 おひさまハウスひまわり
TEL:0544-(67)-0485 FAX:0544-(66)-0810
E-mail:info@npo-greengrass.org 担当:古橋 粟田(あわだ)